
年明けの2日,年配のスキーヤーに衝突された。
新年初滑りで,何とも不愉快な出来事だ。
これがまた妙なタイミングで,谷回りでぶつかられた。
僕は連れに指導し先に行かせ,中回りで流して降りていた。
中・緩斜面の2ターン目。
左ターンの前半,左内足の小指の辺りに重心がかかっている最中だった。
相手は黒ヘルメットのお年寄り。
リタイア組だと思う。
板は,僕の「ミレニアム」と同じシステム。
(http://yukitumo.blogspot.com/2011/12/blog-post.html)
ブーツは某オーストリーの有名メーカー。
ウェアもそこそこ良いのを着ていた。
リフトから見ているときは,「暴走族」の印象。
スキーがずっと下を向きっぱなしなんだよね。
いくら緩・中斜面主体のスキー場だとは言っても。
あれだけ撓る板を履いているのに,板がほとんど動かない。
板の上に体がかっちり乗っかりっぱなしで,股関節が動いていない。
ま,ある程度は心得のある方なのだろう,と思っていたのだが。
結論的には板を自分の意志で動かしている感覚を持ち得ていないんだな。
だってあの斜度・湿った雪質で急に方向を変えられないんだもの。
「自分で責任もてないスピードで滑るべきじゃない!」と怒鳴ってしまった。
当られて倒れているときに,「お宅が寄ってくるから」と言われカッとしてしまった。
僕は山回りを引っ張っていたわけではない。
切り替える直前,首を振って確認したわけではないが,気配は感じていない。
ただ,谷回りを長く丁寧にとろうとはしていた。
僕は左半身から斜面にたたきつけられる形となった。
左手を突く感じになり,左肩を痛めた。
左腕内側,左側体側も痛い。
今日になって首の右側も痛い。
大事にしていたTC-SEも滑走面がやられてしまった。
「加害者にならない」
多くの上級者やエキスパート達は考えていると思う。
「被害者にならない」
これも,もっと真剣に考えなければならないと,より思い知らされた。
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