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2016年3月29日火曜日

ATOMIC bluester SL PRO 2017

春先の湿った圧雪バーンのテストではあったが,一口に言えば「アスリート・マシン」と言える。

15SXのエッジ・グリップに多少の物足りなさを感じているので,これくらいあっていい,と感じる。

1本目はX金具の位置が「4」であったが,中・大回りではあっさりと体は置いて行かれた。

速い。


「3」にする。

自分にはここがはまった(「2」も試したが板が抜けなかった)。

中斜面で深めの大回りをするが,板がよく推進する。

race interfaceのブースト効果か,ターンのS字部分の弾かれ感が強い。

(現行の同機種で滑ったことがないのでプレートの効果であるかは分からない)

でも,貼り付き感もあるので,置いて行かれる感じはしない。

板がスムーズに下を向いていくせいか,深回りがしやすい。

意外にも決められ感はない。


肝心の小回りだが,春の雪でもよく抜けて回り込む。

サイドカーブが効いているとか,エッジがかかっていくとかではない。

操られ感はなく,滑り手のリズムで弧を刻み続ける。

今日の雪とは喧嘩しないので,絶えずコントローラブルだった。

線ではなく,面で押し込む感じで浮力があるため操作はしやすかった。

SXよりも雪とのやり取りを感じやすい点もそれにつながる。


デザインの変更が少ない。

重い。

高い。

個人的に気になるのはここらへんかな。


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