春先の湿った圧雪バーンのテストではあったが,一口に言えば「アスリート・マシン」と言える。
15SXのエッジ・グリップに多少の物足りなさを感じているので,これくらいあっていい,と感じる。
1本目はX金具の位置が「4」であったが,中・大回りではあっさりと体は置いて行かれた。
速い。
「3」にする。
自分にはここがはまった(「2」も試したが板が抜けなかった)。
中斜面で深めの大回りをするが,板がよく推進する。
race interfaceのブースト効果か,ターンのS字部分の弾かれ感が強い。
(現行の同機種で滑ったことがないのでプレートの効果であるかは分からない)
でも,貼り付き感もあるので,置いて行かれる感じはしない。
板がスムーズに下を向いていくせいか,深回りがしやすい。
意外にも決められ感はない。
肝心の小回りだが,春の雪でもよく抜けて回り込む。
サイドカーブが効いているとか,エッジがかかっていくとかではない。
操られ感はなく,滑り手のリズムで弧を刻み続ける。
今日の雪とは喧嘩しないので,絶えずコントローラブルだった。
線ではなく,面で押し込む感じで浮力があるため操作はしやすかった。
SXよりも雪とのやり取りを感じやすい点もそれにつながる。
デザインの変更が少ない。
重い。
高い。
個人的に気になるのはここらへんかな。
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